2008 年
7 月
17 日
遊びも、学びも、子どもが主役!
〜川崎市子ども夢パークを視察しました。〜
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川崎市にある「子ども夢パーク」に行きました。 ここは、2001年4月施行の「川崎市子どもの権利条例」に基づく子ども施設です。 条例の第27条「子どもの居場所」が根拠になっています。
基本理念は、「子どもの自由な発想で遊び、学び、つくり続ける施設(場所)」。 10,000uの敷地に、「フリースペースえん」「ドリームスペース優流里」や「創作スペース」「スタジオ」「子ども会議事務室」などがある建物と、 焚き火や水遊びなどできるプレーパーク(冒険遊び場)や広場、サイクリングロード、ログハウスなどがあります。
6月22日に参加した「プレせたフォーラム」でお話を聞いた「NPO法人フリースペースたまりば」の西野博之さんの案内で施設内を視察。特に、いろいろな理由で学校に行っていない子供たちの居場所、公設民営の「フリースペースえん」は、注目していた施設です。 「えん」で一番大切にしていることは「生きている、ただそれだけで祝福される」ということや「世間体や他者との比較の中でわが子を見るのではなく「子どものいのち」を真ん中に据える」ということ。どこまでも、子どもが中心、子ども主体の居場所を創りだしていこうという考えです。
「えん」は学校復帰が目的ではありません。でも、不登校でこの場に通ってきていた子どもが、中学進学を機に自分の選択で学校に通うようになったという話も聞きました。その時々の子どもの選択をどのように認めるか、が大切なのです。 「あるべき姿」などというものは、まったく必要ない、必要なのは、大人も子どももひとりひとりが、尊重される存在であるということだと思います。
この川崎市の取り組みは、学校教育以外の場で、育ち・学ぶという選択肢をつくっている点が、画期的です。最近では、いろいろな方法で、不登校の子どもたちのための場がつくられ始めていますが、学校という枠から抜けだす発想がなかなか難しいのです。
今年度、世田谷区は、不登校対策についての検討を行うことになっています。 その際には、制度に子どもをどう合わせていくのか?という視点ではなく、子どもを尊重し、子どもを主体にした制度のあり方にするために根本から洗いなおしていくべきだと思います。
「川崎市子ども夢パーク」の居場所づくりの考え方を参考に、様々な居場所を創りだしていきたい思っています。
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