2004 年
4 月
28 日
悲惨なアジア女性への虐待の現状
〜「DV防止法改正に向けて」シンポジウム報告〜
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平成15年から女性部会は、DVシェルターシンポジウムの参加などをはじめ、女性へ対する配偶者などによる暴力の防止について、区議会の質問などと連携させて活動を取り組んできました。 今回は、DV防止法の改訂にあわせて、DV被害者へのサポートをしている現場の声と、改訂作業の現場である国の状況、DV施策を具体的に進める責任のある区の状況をあわせることで今ある課題をうきぼりにするシンポジウムになりました。 特に、フィリピンなどからの移住女性への虐待は、その状況があまりにも悲惨です。例えば、介護目的で支度金を渡し、日本へ嫁として移住させ、被介護者が亡くなった後はモノのように放り出す、ということも起きているとのことでした。これは人身売買です、という指摘に会場が静まり返りました。 会場との意見交換では、被害女性が自立に当たって直面する問題として、どうにもならないことが住居の問題や、逃れた後にバーンアウト(燃えつき)状態になり家事も子育てもままならなくなり、支援を必要としているという意見も出されました。 改定により、暴力の定義が広がり、心理的な暴力も虐待と認められたことや子どもへの接近禁止、保護命令の対象が元配偶者まで広げられることなど、実効性のあるものにかわります。また、被害者の自立に当たっては、地方自治体の責務も問われ、民間団体との連携についても明文化されます。 DV防止法が施行されて3年余。私たちは社会の将来像をどう描くのか?今ある暴力に対してどう立ち向かい、どうしていくのかが問われます。 この日、会場は満員状態。DVの問題は、社会の認知度も増し、関心も高くなっていることを強く実感しました。
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