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2005 年
5 月
25 日 犯罪被害者の人権を考える 〜学習会報告〜 |
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報告が遅くなりましたが、4月23日に『犯罪被害者の人権を考える』学習会を開きました。 講師は、地下鉄サリン事件の遺族で、現在「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話役の高橋シズヱさんと、埼玉県嵐山町議の渋谷登美子さん。犯罪被害当事者としての話と被害者支援の条例について、また、アメリカの犯罪被害者支援の現状をお聞きしました。 高橋さんの、地下鉄サリン事件後の被害者への社会の無理解からくる2次被害の話では、被害者がどのようにして社会的にも精神的にも追い詰められていくかという生々しい現実を突きつけられました。 たとえば、サリンの被害者の中には、『移る』という理由で差別を受けた人もいるということです。もちろん、サリンによる被害(障がい)は、『移る』ものではありません。どんな人がどのような場所でこんなことを言ったのだろうかと、無知と悪意に愕然としました。 犯罪被害者は、被害に遭った当事者であり、真っ先にあらゆることから守られなくてはならないはずなのに、現実は、当事者の気持ちをまったく無視した事務的な手続きと好奇にみちた視線にさらされます。そして、挙句に根拠のない誹謗中傷にさらされることも少なくないそうです。そしてほとんどの場合、そんな状況を誰もサポートしてくれません。自分自身で何とかして、犯罪被害に遭う前の生活・自分自身に復帰していかなくてはならないのが、今の日本の状況です。 昨年12月に犯罪被害者等基本法が成立しました。 この法律の前文で、「・・・これまで犯罪被害者の権利が尊重されてきたとは言い難く、十分な支援を得られず、社会的に孤立することを余儀なくされてきた。さらに、犯罪等による直積的な被害にとどまらず、その後も副次的な被害に苦しめられることも少なくなかった」としています。 まず、一個人として、犯罪被害者の人権についてよく理解をすること、取り巻く社会の現実を直視することから、改善は始まると考えます。 そして、もうひとつ、私たち生活者ネットワークは何をしなくてはならないか?と考え、すぐに実行に移していきます。 基礎自治体としてなにをしていかなくてはならないか?何ができるのか?これから、具体的にしていきます。 | ||
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